まだまだ残暑が続く9月。犬猫の飼い主429名に調査した結果… 猫より犬の方が熱中症になりやすい?3匹に1匹が熱中症になっていたことが判明!~ペット医療DXをおこなうTYL、犬猫の熱中症に関する実態調査を実施。気を付けるべきポイントも解説~

ペットの家族化推進をミッションとし、ペット医療DXをおこなう株式会社TYL(本社:東京都港区 代表取締役:金児 将平、以下TYL)は、20~60代の犬猫の飼い主429名に対し、「犬猫の熱中症に関する実態調査」をおこないました。

■調査背景
まだまだ残暑が続く9月。酷暑といわれた2023年は、秋になってもまだまだ暑い日が続いています。TYLでは、ペットが健康に暮らせる環境をつくり、ペットと飼い主ともに「幸せな生活」を送れるように「ペットの医療DX」を進めており、首都圏にて4店舗の動物病院の運営および往診サービスを提供しております。ペットが健康に暮らせるよう、熱中症に対しどのように対策すればよいのかを啓蒙するために、この度犬猫の熱中症に関する調査をおこないました。

■調査結果
サマリー 
・猫より犬の方が熱中症になりやすい?犬猫の3匹に1匹が、これまでに熱中症になっていることが判明。
・犬猫が熱中症になった場合、約9割の飼い主が動物病院を受診。 ペットの熱中症の症状について、正しい知識を持っていると思う飼い主は4割程度という結果に。正しい知識を得る方法1位は「インターネット検索」でした。
・昨年の夏、熱中症対策をしていた飼い主は7割程度。熱中症対策1位は「部屋の温度管理に気を付ける」という結果に。

トピックス1
◇猫より犬の方が熱中症になりやすい?犬猫の3匹に1匹が、これまでに熱中症になっていることが判明。

20~60代の犬猫の飼い主429名に対し、「これまでにペットが熱中症になったことがありますか?」と質問したところ、33.1%が「はい」と回答しました。このことにより、犬猫の3匹に1匹がこれまでに熱中症になったことが分かりました。熱中症になった犬猫の飼い主142名に対し、「熱中症になったペットの種類を教えてください」と質問したところ、犬が65.5%、猫が23.9%、両方が10.6%という結果に。猫より犬の方が熱中症になりやすい可能性があることが分かりました。


トピックス2
◇犬猫が熱中症になった場合、約9割の飼い主が動物病院を受診。 ペットの熱中症の症状について、正しい知識を持っていると思う飼い主は4割程度という結果に。知識を得る方法1位は「インターネット検索」でした。
熱中症になった犬猫の飼い主142名に対し、「熱中症になったときに動物病院を受診しましたか?」と質問したところ、88.7%が「はい」と回答しました。約9割の飼い主が、犬猫の熱中症の際には獣医師に診てもらっていることが分かりました。さらに、20~60代の犬猫の飼い主429名に対し、「ペットの熱中症の症状について、正しい知識を持っていると思いますか?」と質問したところ、43.6%が「はい」と回答しました。正しい知識を持っていると思う飼い主は4割程度という結果となりました。ペットの熱中症について正しい知識を持っていると思うと回答した187名に対し、「 ペットの熱中症についての知識をどのように得ましたか?」(複数回答可)と質問したところ、1位が「インターネット検索で調べた」、2位が「動物病院・専門家に相談した」、3位が「テレビや新聞などから情報を得た」という結果となりました。




トピックス3
◇昨年の夏、熱中症対策をしていた飼い主は7割程度。熱中症対策1位は「部屋の温度管理に気を付ける」という結果に。
20~60代の犬猫の飼い主429名に対し、「昨年の夏、ペットの熱中症対策はしていましたか?」と質問したところ、72.0%が「はい」と回答しました。熱中症対策をしていた飼い主309名に対し、「具体的にどのような熱中症対策をしていましたか?」という質問に対しては、1位が「部屋の温度管理に気を付ける」、2位が「水分をこまめにあげるようにする」、3位が「散歩の時間帯を涼しい時間にする」という結果となりました。その他のフリーアンサーでは、「朝シャワーをする」、「冷却マットを置く」などの回答がありました。



■専門家に聞く!熱中症対策の正しい方法とは?
― 今回の調査では犬の方が熱中症になった割合が多かったのですが、実際に熱中症の来院数は犬の方が多いのでしょうか?
動物病院で診察される熱中症の患者は大半が犬です。その理由は、犬には毎日散歩の習慣があるためです。真夏には、飼い主も早朝や夕方の涼しい時間に散歩をさせることが多いでしょう。しかし、地面近くにいる犬はアスファルトなどからの熱を強く受けるため、人よりも高い気温を感じることが多いのです。さらに、犬は外出する機会が多いです。例として、買い物の際に車内で待たせたり、店の入口につないでおいたりするシチュエーションが挙げられ、これらは熱中症を引き起こすリスクが高まります。
一方で、猫は室内にいることが多く、熱中症のリスクは低いです。さらに、猫は自ら風の当たる場所や日陰を見つけるのが得意で、これが熱中症を予防する要因となっています。

― 熱中症にならないために気を付けることについて教えてください。
犬や猫が熱中症にならないためには、以下の注意点を守ることが大切です。
室内で気を付けること:室内にいても熱中症のリスクはあります。直射日光が当たらない涼しい場所や風通しの良い場所を提供し、暑い日はクーラーや扇風機の利用も考慮しましょう。
散歩や外出で気を付けること:真夏の犬の散歩は、十分注意してください。前述した通りアスファルトなどからの熱の影響を強く受けるため飼い主様も手を地面に当てて温度を確認してください。また真夏は散歩をしないことも検討してください。熱中症のリスクがあるなかで無理に長時間の散歩をする必要はありません。短時間でトイレだけして帰るだけでも大丈夫です。
そして、車内にペットを待たせることは絶対に避けてください。車内は外気温よりも格段に高温になり、ペットが命を落とす危険があります。
水分補給:常に新鮮な水を用意して、ペットが自由に飲めるようにしてください。外出時も水を持参し、こまめに飲ませるよう心掛けましょう。
(解説者:アニホック動物病院グループ 総獣医師長 藤野洋)

■アニホック動物病院グループについて
獣医師が自宅に訪問する往診サービスを2021年5月より開始しました。開始から1年間で利用者は約3倍に増加しており、実際の利用者からは「アニホックを使うことで待ち時間も移動時間もなく便利」「急な病気の時もオンライン相談ができて安心できる」などのお声をいただいています。さらに、2022年2月よりアニホック動物病院グループとして、4店舗の動物病院を開設し、首都圏にて運営しています。
アニホック動物病院グループURL:https://anihoc.com/

■調査概要
・調査テーマ:犬猫の熱中症に関する実態調査
・調査方法 :インターネットリサーチ
・調査対象者:20~60代の犬猫の飼い主429名
・調査実施日:2023年6月19日~20日
・調査主体:株式会社TYL

■TYLについて
TYLは「ペットの家族化推進」をミッションとして掲げている急成長ベンチャーで、動物病院支援とペットの飼い主支援という両輪で全13のサービスを展開しており、ペットが健康に暮らせる環境を作り、ペットと飼い主ともに幸せな生活を送れるようにペットの医療DXを進めております。動物病院支援では、動物病院従事者向けの人材紹介事業や求人媒体等を運営、病院経営に関わる課題および事業承継のコンサルティング等をおこなっています。飼い主支援では、ペットのヘルスケアに係る往診事業や病院の運営等を提供しております。
コーポレートサイトURL:https://pet-tyl.co.jp/

■会社概要
名称:株式会社TYL
代表取締役:金児 将平
設立:2017年8月1日
資本金:262,619,800 円 ※資本準備金含む
所在地:東京都港区芝 2-13-4 住友不動産芝ビル 4号館4階

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