リリース
2022年12月16日
獣医師の2人に1人が、今の働き方に満足していないことが判明 「働き方改革が進んでいない」と約7割が回答~109名の獣医師に対し、働き方に関する意識調査を実施~
ペットの家族化推進をミッションとし、ペット医療DXをおこなう株式会社TYL(本社:東京都港区 代表取締役:金児 将平、以下TYL)は、獣医師109名に対し、「働き方に関する意識調査」をおこないました。その結果、獣医師の2人に1人が、今の働き方に満足していないことが判明し、約7割の獣医師が「働き方改革がまったく進んでいない」「働き方改革がほとんど進んでいない」と回答しました。このことから、獣医療業界はまだまだ労働環境が整っておらず、改善していく必要があることが分かりました。
■調査背景
獣医療業界は、慢性的な人材不足による長時間労働や休暇の取りづらさがあるといわれています。TYLでは動物病院のDX化や採用や集患といった運営のサポートを進めることで、それらを解決していこうと努めておりますが、現状の働き方に関する実態を明らかにし、その結果を啓蒙することで、業界の現状についてより多くの方に知っていただく機会になると考え、本調査を実施しました。
■調査結果
サマリー
・獣医師の2人に1人が、今の働き方に満足していない状況。労働時間についての悩み1位は「長時間労働」
・2019年から政府が提唱している「働き方改革」、獣医療業界は進んでいないと感じている獣医師は約7割という結果に
・休暇に関して3人に1人が、有給休暇が取りづらいと回答。フリーアンサーでは、慶弔休暇すら取れないという不満の声も
トピックス1
◇獣医師の2人に1人が、今の働き方に満足していない状況。労働時間についての悩み1位は「長時間労働」
獣医師109名に対し「今の働き方に満足していますか?」と質問したところ、51.4%が「いいえ」と回答しており、獣医師の2人に1人が今の働き方に満足していない状況ということが分かりました。また、「労働時間についてどう感じますか?」(複数回答可)の質問に対し、もっとも回答が多かったのは「長時間労働だと感じる」で、「労働時間がちょうどよい」と回答したのは109名中51名という結果になりました。この結果によると、約半数の獣医師が労働時間に何かしら不満を抱えているといえます。
トピックス2
◇2019年から政府が提唱している「働き方改革」、獣医療業界は進んでいないと感じている獣医師は約7割という結果に
獣医師109名に対し、「働き方改革を2019年から政府が提唱していますが、現在の獣医療業界についてどう思いますか?」と質問したところ、約7割の獣医師が「働き方改革がまったく進んでいないと感じる」「働き方改革がほとんど進んでいないと感じる」と回答しました。「現在の働き方で改善したいことは何ですか?」という質問に対しては、「人間関係をよくしたい」が23.9%、「月あたりの労働時間(残業時間)を減らしたい」が16.5%、「有給休暇を自由に取りたい」が18.3%、「週あたりの勤務日数を減らしたい」が7.3%という結果で、約7割の獣医師が働き方を改善したいと考えていることが分かりました。
トピックス3
◇休暇に関して3人に1人が、有給休暇を取りづらいと回答。フリーアンサーでは忌引き休暇すら取れないという不満の声も
獣医師109名に対し「休暇についてどう感じますか?」(複数回答可)と質問したところ、33%が「有給休暇が取りづらい」と感回答しており、3人に1人が有給休暇を自由に取ることができていないことが分かりました。「産休・育休が取りづらい」と回答したのは13.8%で、休暇について不満はないと回答した人が55%でした。フリーアンサーでは、「忌引き休暇すら取れない」「パートだと有給休暇がないので不当だと感じる」といった不満の声もありました。
■『獣医療業界の働き方改革を進めるためにも、動物病院の運営サポートやDX化を推進していきたい』
~TYL 取締役 兼 アニホック動物病院グループ 総獣医師長 藤野洋よりコメント~
獣医師業界は慢性的な人材不足に陥っているだけではなく、動物病院の経営者が、採用をはじめとした人材に対する考え方が一般企業と比較すると、遅れている傾向にあります。そのため、長時間労働や休日出勤が多くなり、有給休暇や産前産後休暇、育児休暇が取りづらい状況です。子育てを理由に退職する女性、労働環境の影響で業界から離れる獣医師もなかにはいます。一方、働き手である獣医師も、政府が提言している働き方改革の内容や一般企業の労働環境を知る機会が少なく、動物病院の労働環境改善のための前向きな議論をすることができていないのが現状です。
今回の調査結果を見て、獣医療業界で働く生の声が反映され、実態が明らかになったかと思います。業界の改善が必要ということをより多くの方に知っていただければと思います。
私たちTYLは、獣医療業界の働き方をよくしていくためにも、動物病院の運営サポートやDX化推進をおこなっております。また、獣医師向けの人材紹介事業を展開しており、雇用の選択肢を増やすという側面でもサポートをしています。未来の獣医療業界が明るくなるよう、課題を解決していければと考えています。
■獣医師向けに提供しているTYLのサービス紹介
(1)ベットエージェント/Vet Agent
「ベットエージェント」は、獣医師・獣医学生の就職に特化した転職支援サービスです。フォームから会員のご登録をしていただくとキャリアアドバイザーがご希望に合った求人を紹介します。選考から入社までをフルサポートしているサービスです。
URL:https://vetagent.jp/
(2)ファームエージェント/Farm Agent 「ファームエージェント」は、畜産業界専門の就職・転職支援サービスです。これまでのご経験を問わず、専任のキャリアアドバイザーがご希望条件に合う牧場の非公開求人を中心にご紹介いたします。
URL:https://farmagent.jp/
(3)アニマルジョブ
「アニマルジョブ」は、動物・ペット業界に特化した国内最大規模の求人サイトです。動物病院、トリミングサロン、牧場などの求人情報を掲載しています。総応募数は約17,000件で、約2,500件の求人情報から希望の求人を探すことができます。
URL:https://animaljob.jp/
※:2022年7月時点
■調査概要
・調査テーマ:獣医師の働き方に関する意識調査
・調査方法 :Vet’s Surveyを利用したインターネットリサーチ
・調査対象者:獣医師109名
・調査実施日:2022年11月8日~12月7日
・調査主体:株式会社TYL
■TYL について
TYL は「ペットの家族化推進」をミッションとして掲げているスタートアップ企業で、動物病院支援とペットの飼い主支援という両輪で全16のサービスを展開しており、ペットが健康に暮らせる環境を作り、ペットと飼い主ともに幸せな生活を送れるようにペットの医療DXを進めております。動物病院支援では、動物病院従事者向けの人材紹介事業や求人媒体等を運営、病院経営に関わる課題および事業承継のコンサルティング等をおこなっています。飼い主支援では、ペットのヘルスケアに係る往診事業や病院の運営、シッター仲介のサービス等を提供しております。
コーポレートサイトURL:https://pet-tyl.co.jp/
■会社概要
名称:株式会社TYL
代表取締役:金児 将平
設立:2017年8月1日
資本金:262,619,800 円 ※資本準備金含む
所在地:東京都港区芝 2-13-4 住友不動産芝ビル 4号館4階
■調査背景
獣医療業界は、慢性的な人材不足による長時間労働や休暇の取りづらさがあるといわれています。TYLでは動物病院のDX化や採用や集患といった運営のサポートを進めることで、それらを解決していこうと努めておりますが、現状の働き方に関する実態を明らかにし、その結果を啓蒙することで、業界の現状についてより多くの方に知っていただく機会になると考え、本調査を実施しました。
■調査結果
サマリー
・獣医師の2人に1人が、今の働き方に満足していない状況。労働時間についての悩み1位は「長時間労働」
・2019年から政府が提唱している「働き方改革」、獣医療業界は進んでいないと感じている獣医師は約7割という結果に
・休暇に関して3人に1人が、有給休暇が取りづらいと回答。フリーアンサーでは、慶弔休暇すら取れないという不満の声も
トピックス1
◇獣医師の2人に1人が、今の働き方に満足していない状況。労働時間についての悩み1位は「長時間労働」
獣医師109名に対し「今の働き方に満足していますか?」と質問したところ、51.4%が「いいえ」と回答しており、獣医師の2人に1人が今の働き方に満足していない状況ということが分かりました。また、「労働時間についてどう感じますか?」(複数回答可)の質問に対し、もっとも回答が多かったのは「長時間労働だと感じる」で、「労働時間がちょうどよい」と回答したのは109名中51名という結果になりました。この結果によると、約半数の獣医師が労働時間に何かしら不満を抱えているといえます。
トピックス2
◇2019年から政府が提唱している「働き方改革」、獣医療業界は進んでいないと感じている獣医師は約7割という結果に
獣医師109名に対し、「働き方改革を2019年から政府が提唱していますが、現在の獣医療業界についてどう思いますか?」と質問したところ、約7割の獣医師が「働き方改革がまったく進んでいないと感じる」「働き方改革がほとんど進んでいないと感じる」と回答しました。「現在の働き方で改善したいことは何ですか?」という質問に対しては、「人間関係をよくしたい」が23.9%、「月あたりの労働時間(残業時間)を減らしたい」が16.5%、「有給休暇を自由に取りたい」が18.3%、「週あたりの勤務日数を減らしたい」が7.3%という結果で、約7割の獣医師が働き方を改善したいと考えていることが分かりました。
トピックス3
◇休暇に関して3人に1人が、有給休暇を取りづらいと回答。フリーアンサーでは忌引き休暇すら取れないという不満の声も
獣医師109名に対し「休暇についてどう感じますか?」(複数回答可)と質問したところ、33%が「有給休暇が取りづらい」と感回答しており、3人に1人が有給休暇を自由に取ることができていないことが分かりました。「産休・育休が取りづらい」と回答したのは13.8%で、休暇について不満はないと回答した人が55%でした。フリーアンサーでは、「忌引き休暇すら取れない」「パートだと有給休暇がないので不当だと感じる」といった不満の声もありました。
■『獣医療業界の働き方改革を進めるためにも、動物病院の運営サポートやDX化を推進していきたい』
~TYL 取締役 兼 アニホック動物病院グループ 総獣医師長 藤野洋よりコメント~
獣医師業界は慢性的な人材不足に陥っているだけではなく、動物病院の経営者が、採用をはじめとした人材に対する考え方が一般企業と比較すると、遅れている傾向にあります。そのため、長時間労働や休日出勤が多くなり、有給休暇や産前産後休暇、育児休暇が取りづらい状況です。子育てを理由に退職する女性、労働環境の影響で業界から離れる獣医師もなかにはいます。一方、働き手である獣医師も、政府が提言している働き方改革の内容や一般企業の労働環境を知る機会が少なく、動物病院の労働環境改善のための前向きな議論をすることができていないのが現状です。
今回の調査結果を見て、獣医療業界で働く生の声が反映され、実態が明らかになったかと思います。業界の改善が必要ということをより多くの方に知っていただければと思います。
私たちTYLは、獣医療業界の働き方をよくしていくためにも、動物病院の運営サポートやDX化推進をおこなっております。また、獣医師向けの人材紹介事業を展開しており、雇用の選択肢を増やすという側面でもサポートをしています。未来の獣医療業界が明るくなるよう、課題を解決していければと考えています。
■獣医師向けに提供しているTYLのサービス紹介
(1)ベットエージェント/Vet Agent
「ベットエージェント」は、獣医師・獣医学生の就職に特化した転職支援サービスです。フォームから会員のご登録をしていただくとキャリアアドバイザーがご希望に合った求人を紹介します。選考から入社までをフルサポートしているサービスです。
URL:https://vetagent.jp/
(2)ファームエージェント/Farm Agent 「ファームエージェント」は、畜産業界専門の就職・転職支援サービスです。これまでのご経験を問わず、専任のキャリアアドバイザーがご希望条件に合う牧場の非公開求人を中心にご紹介いたします。
URL:https://farmagent.jp/
(3)アニマルジョブ
「アニマルジョブ」は、動物・ペット業界に特化した国内最大規模の求人サイトです。動物病院、トリミングサロン、牧場などの求人情報を掲載しています。総応募数は約17,000件で、約2,500件の求人情報から希望の求人を探すことができます。
URL:https://animaljob.jp/
※:2022年7月時点
■調査概要
・調査テーマ:獣医師の働き方に関する意識調査
・調査方法 :Vet’s Surveyを利用したインターネットリサーチ
・調査対象者:獣医師109名
・調査実施日:2022年11月8日~12月7日
・調査主体:株式会社TYL
■TYL について
TYL は「ペットの家族化推進」をミッションとして掲げているスタートアップ企業で、動物病院支援とペットの飼い主支援という両輪で全16のサービスを展開しており、ペットが健康に暮らせる環境を作り、ペットと飼い主ともに幸せな生活を送れるようにペットの医療DXを進めております。動物病院支援では、動物病院従事者向けの人材紹介事業や求人媒体等を運営、病院経営に関わる課題および事業承継のコンサルティング等をおこなっています。飼い主支援では、ペットのヘルスケアに係る往診事業や病院の運営、シッター仲介のサービス等を提供しております。
コーポレートサイトURL:https://pet-tyl.co.jp/
■会社概要
名称:株式会社TYL
代表取締役:金児 将平
設立:2017年8月1日
資本金:262,619,800 円 ※資本準備金含む
所在地:東京都港区芝 2-13-4 住友不動産芝ビル 4号館4階
取材等のお問合せはこちらよりお願いいたします。