【調査リリース】「ペットへの感染が不安」約半数! 動物病院やペットサロンの売上変化や対応について実態調査

「ペットへの感染が不安」約半数!
動物病院やペットサロンの売上変化や対応について実態調査
〜動物病院やペットサロンの売り上げ減少を救うシェアリングエコノミーサービス「Ad Space」提供開始〜

ペット業界最大級の求人サイト「アニマルジョブ」や獣医師に特化した転職支援サービス「VetAgent」などを運営する株式会社TYL(本社:東京都港区 代表取締役:金児将平、以下TYL)は、新型コロナウイルスの影響について国内の動物病院経営者とペットサロンオーナー276名にアンケート調査を行なった結果、約半数の事業所が売上や来客数が減少しているということがわかりました。また、TYLでは動物病院の売り上げ低下をカバーする動物病院向け新規サービス「Ad Space」を4月22日より開始いたします。


▼プレスリリースPDF ▼厚生労働省Q&A

【調査結果】

大多数が「来客数の減少」。特にペットサロンではホテルのキャンセル相次ぐ。

設問1:新型コロナウイルスの影響で来客数や売上に変化はありましたか?

理由
  • ・来院数の減少
  • ・昨年の同時期と比較し減少している
  • ・2月下旬以降のペットホテル予約は全てキャンセルになり、ゴールデンウイークも予約ゼロの状態になっている(売上マイナス100万円のペットサロンもあり)
  • ・美容の方に影響はないが、ペットホテルの予約がゼロ
飼い主の健康状態チェックをする病院やペットサロンもあり

設問2:新型コロナウイルス対策として来客対応方法に変化はありましたか?

  • ・スタッフのマスク必着。お客様へのマスク着用のお願い。
  • ・ウイルス除去機能付きの空気清浄機を購入
  • ・今一度ワクチン証を確認
  • ・受付後は車の中で待っていただき、待合室は可能な限り少人数にする。(動物病院)
  • ・事前問診をwebにて実施
  • ・常に手指消毒、次亜塩素酸噴霧を使用
香港で飼い犬への感染が確認されたことによるメディア報道からの不安

設問3:ペットの健康不調に関して新型コロナウイルスを心配している飼い主はいましたか?

  • ・香港で、犬の新型コロナウイルス陽性のニュースがあったので
  • ・動物にも新型コロナウイルス感染症が存在することから同名のウイルスに対する警戒
  • ・人からペットに感染は有るのか、自分達のペットは高齢なので大丈夫か質問されることが多くなってきた
  • ・受付後は車の中で待っていただき、待合室は可能な限り少人数にする。(動物病院)
  • ・呼吸器症状を示したため
  • ・新型コロナウイルス用のワクチンを希望する人がいた
半数以上がペットから人にうつるのではないかと不安を抱えている

設問4:ペットから人にうつるのではないか不安を感じている飼い主はいましたか?

  • ・香港での陽性事例に関連して質問を受ける
  • ・犬ワクチンにコロナウイルス感染症予防がある為、人間や動物に感染しないか心配している飼い主さんもいる
  • ・6種ワクチンにコロナウイルス感染症が入っているから。それが感染するという噂がある
  • ・はっきりとした、情報がないので不安を抱えている

【調査概要】

対象 動物病院を経営する獣医師/ペットサロンオーナー(全国)
調査期間 2020年3月17日~2020年4月13日
調査方法 TYLが運営するペット業界特化型リサーチツール「Vet’s Survey」を活用し分析
アンケート対象数 276件

【売上低下をカバーする、動物病院/ペットサロン向け新規サービス誕生】

TYLは、動物病院、ペットサロン向けに広告出稿できる新サービス「Ad Space」を4月22日より提供開始しました。ベータ版運用が終了し、提携先動物病院やペットサロンの増加から、より一層広告主様のニーズである“ターゲットのセグメントができた訴求度の高い広告サービス”を提供することが可能となりました。

【シェアリングエコノミーサービス「Ad Space」とは】

動物病院・ペットサロンへの広告出稿、チラシやリーフレット配置、サンプリング配布を通して、商品の認知度向上やペットの飼い主に向けた商品訴求ができるシェアリングエコノミーサービスです。 飼い主率100%×意思決定者(女性)比率の高さ×安心感や信頼感という相乗効果により効率的な広告を実現できます。 動物病院・ペットサロンにとっても、今までは卸業者から依頼され無料でポスターやチラシを掲載していましたが、「Ad Space」を活用することで、それらを新たな収納源として活用することが可能となります。

特徴

    ①飼い主率100%の広告純度 ②意思決定者(女性)比率85% ③動物病院やペットサロンに掲載されているという安心感・信頼感 ④世帯年収平均(約440万円)以上が約6割*¹ *¹ ・出典:国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」 ・出典:日本獣医師会家庭飼育動物 ( 犬 ・ 猫 の診療料金実態調査及び飼育者意識調査結果の概要 「Ad Space」のページはこちら

    【サービスの背景】

    ペット業界は、マスメディアを通した過剰なマーケティング(広告掲載先が非飼い主も含まれる)が多いことから、コストを調整するために、商品の質を落とした原価低減や、商品に必要以上の利益を上乗せしてしまうケースが多く見られる現状にあります。また、動物病院やペットサロンでは脆弱な経営が続いており、2008年以降犬猫の合計頭数が減少トレンド*²の今、医療収入以外の新たな収入源を得るニーズが高まっています。これらの課題を、「Ad Space」を通して解決していきます。 *²ペットフード協会発表

    【今後の展望】

    「Ad Space」は、今後広告主様のニーズに柔軟にお応えするため、掲載情報の充実および対応エリアを拡大すべく、全国各地の動物病院・ペットサロンとのネットワークを構築し、2020年7月末(TYL下期)までに、売上高1,000万円を目指します。